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滋賀県大津市瀬田大江町1-5
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E-mail:info@rigakukan.com






課題を行う

Step 1 [課題] サイドメニューを開く

  1. サイドメニュー(スクリーン右部)の [課題] にマウスを移動してください。サイドメニューが自動的に開きます。
  2. このままだと、自動的に閉じるので上部のピンアイコン
    ピンアイコン をクリックしてください。こうすると自動的に閉じなくなります。

Step 2 課題を呈示する

  1. 「スポット」アイコン違うのどれアイコンをクリックしてください。

  2. 課題が呈示されます。

    例

Step 3 プレイヤーに課題を説明する

  1. 下部ステータスバーを見てください。課題内容が表示されているのでプレイヤーに分かりやすく説明してください。
  2. 課題を与えた時、プレイヤーが課題を解決しようとする姿をよく観察してください。

スポットライト
指導のヒント:
  • 指導者は課題内容に強くこだわる必要はありません。プレイヤーの興味や習熟度に応じて、ブロックをイラストに変えたり、大きくしてください。
  • さまざまなヒントを与えて、できるだけ自分で答えられるようにしてください。
  • 課題の難易度が高すぎると思われる場合は、課題を変更してください。
  • 答えはローマ字(ただし、長音は、「 ~ 」、拗音・促音はその前に「 x 」を付けて表記されます)で表示されています。ローマ字の上にマウスを置くと、 構成する文字の達成度や、この文字が課題として選ばれた理由が表示されます。
  • 課題説明の上にマウスを置くと、 課題のねらいやヒントが表示されます。

Step 4 答え合わせをする

  1. すべてのブロックを選択してください。
  2. 効果停止アイコン 効果停止 をクリックしてください。すべての効果が停止して、ブロックが表向けられます。
  3. 「神経衰弱」課題では、効果停止アイコンで答え合わせはできません。すべてのブロックを表向けてください。
指導のヒント:
  • 効果停止アイコンを使うより、説明しながらブロックを一つづつ効果を停止したり、並べ替えたりする方が、児童の理解が深まります。
  • 指導者にとって自明な課題(「違うのどれ」、「文字読み」など)は、効果停止アイコンを使う必要はありません。

Step 5 評価する

 再度「スポット」アイコンをクリックするとブロックは削除され、新たな課題が呈示されます。しかし、このときのプレイヤーの成績は「不明」として記録されます。
 本ソフトの重要な機能の一つであるクールアシスタントを利用するには、ブロックを削除する時、評価を行ってください。

 [たいへんよくできました] 文字が読めた時
 [がんばりましょう] 文字が読めなかった時
 [よくできました] 文字が読めたかどうか不明な時

 評価において大切なことは、読めたかどうかであって、課題に正しく答えられたかどうかではありません。
 評価は単語に対してではなく、文字に対して行ってください。

Step 6 課題の設定を変更する

 課題によっては設定を変えることにより、課題の難易度を調整できます。

  1. 上部メインメニューが [課題設定] になっていなければ、[課題設定] タブをクリックしてください。
  2. 上向きの▲をクリックしてスポットの大きさを 80 % にしてください。
  3. Step 1 に戻って、再度スポット課題を行ってください。
  4. スポットの半径が大きくなっていることを確認してください。

Step 7 各課題のねらいとヒント

違うのどれ
教示:
 1つだけ違うブロックがあります。探してみましょう。
ねらい:
 形の把握
説明:
違うブロックを探す課題です。
ヒント:
  •  ブロックの数を調整して難易度を変えることができます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[違うのどれ]の幅と高さの値を変更してください。
  •  違うブロックの変化基準を設定することができます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[違うのどれ]のコンボリストから変化基準を選択してください。
神経衰弱
教示:
 裏向きのブロックを2枚表向けてください。同じ文字なら成功です。
ねらい:
 形の記憶、形の把握
説明:
 裏返ったブロックから、2枚の同じ文字を選択する課題です。
プレイヤーと指導者が交互にプレイします。まず、先攻が2枚ブロックを選んで表向けてください。同じ文字であれば成功です。失敗すれば交替します。
ヒント:
  •  ブロックの数を調整して難易度を変えることができます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[神経衰弱]の幅と高さの値を変更してください。
  •  ルール理解のため、最初は絵柄をイラストにしてもいいでしょう。
  •  プレイヤーの能力に合わせて、ルールを工夫してください。
文字読み
教示:
 声を出して読んでみましょう。
ねらい:
 文字検出
説明:
呈示された文字を読む課題です。
単語読み
教示:
 声を出して読んでみましょう。
ねらい:
 文字検出、語彙想起
説明:
呈示された単語を読む課題です。
単語推測
教示:
 裏向きのブロックは何でしょう。
ねらい:
 語彙想起、音韻処理
説明:
 1枚のブロックが裏返った状態で、単語を推測する課題です。
ブロックを表向けて確認してください。意味のある言葉であれば、実際のブロックにこだわらず正解としてください。
点滅
教示:
 ブロックが点滅しています。隠れている言葉は何でしょう。
ねらい:
 音韻処理、語彙想起
説明:
 点滅するブロックを見て、単語を推測する課題です。
[効果停止] ボタン(ベルのアイコン)をクリックして確認してください。
ヒント:
  •  点滅の頻度を調整して難易度を変えることができます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[点滅頻度]の値を変更してください。
スポット
教示:
 ブロックがスポットライトで照らされています。隠れている言葉は何でしょう。
ねらい:
 形の記憶 、文字検出、音韻処理、語彙想起
説明:
 スポットライトで照らされるブロックを見て、単語を推測する課題です。
[効果停止] ボタン(ベルのアイコン)をクリックして確認してください。
ヒント:
  •  スポットの大きさを調整して難易度を変えることができます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、スポットの大きさの値を変更してください。
並べ替え
教示:
 ブロックを組み合わせて、意味のある言葉を作りましょう。
ねらい:
 音韻処理、語彙想起
説明:
 ブロックを並べ替えて、意味のある言葉に再構成する課題です。
頭の中で再構成できない場合は、プレイヤーにマウスを渡して、試行錯誤させてみてもいいでしょう。
単語作成
教示:
 ブロックを組み合わせて、意味のある言葉を作ってください。
ねらい:
 語彙想起、音韻処理
説明:
 ブロックを組み合わせて、意味のある単語を複数作成する課題です。
プレイヤーにマウスを渡して、試行錯誤させてみましょう。正解例はステータスバーにローマ字で表示されていますが、正解例にこだわる必要はありません。意味のある言葉なら正解とします。
ヒント:
  •  ブロックの数は変更できます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、単語作成の幅と高さの値を変更してください。
  •  単語のカテゴリーを選択できます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[単語作成]のコンボリストからカテゴリー名を選択してください。
文章読み
教示:
 文章を読んでみましょう。
ねらい:
 文字検出、語彙想起
説明:
 文章を読む課題です。
ヒント:
  •  横文字数、縦文字数を設定できます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、文章を読もうの幅と高さを設定してください。
  •  文章を選択できます。メインメニューの [課題設定] タブを開いて、[文章を読もう]のコンボリストから文章名を選択してください。
  文字自由練習
教示:
 声を出して読んでみましょう。
ねらい:
 文字検出
説明:
文字を読む課題です。指導者が自由に文字を選択して呈示します。
[ブロック操作] タブの絵柄や効果等を工夫して、オリジナルの課題を作成することができます。
方法:
 サイドメニュー [文字自由練習] タブを開いて、50音表の文字をダブルクリックしてください。
ヒント:
  • [ローマ字] ボタンをチェックすると50音表の表示がローマ字に切り替わります。
  • ランダム呈示ボタンを押すと、呈示文字が無作為に選択されます。
  • [自由文字]セクションでは、呈示文字を直接入力することができます。
  • [ブロック操作] タブの絵柄や効果等が適用されます。
  • [課題設定] タブの [表示前にすべて削除] ボタンをチェックすると、呈示前にすべてのブロックを削除して、新たなブロックをスクリーン中央に呈示します。
  • [環境設定] タブの [文字送り] セクションで、縦書き・横書き、文字間隔・行間隔が設定できます。
  単語自由練習
教示:
 声を出して読んでみましょう。
ねらい:
 文字検出、語彙想起
説明:
単語を読む課題です。指導者が自由に単語を選択して呈示します。
検索エリアで、単語を絞り込むことができます。
[ブロック操作] タブの絵柄や効果等を工夫して、オリジナルの課題を作成することができます。
方法:
 サイドメニュー [単語自由練習] タブを開いて、単語一覧の表をダブルクリックしてください。
ヒント:
  • [ローマ字] ボタンをチェックすると単語一覧の表示がローマ字に切り替わります。
  • ランダム呈示ボタンを押すと、呈示単語が無作為に選択されます。
  • [ブロック操作] タブの絵柄や効果等が適用されます。
  • [自由単語]セクションでは、呈示単語を直接入力することができます。
  • [課題設定] タブの [表示前にすべて削除] ボタンをチェックすると、呈示前にすべてのブロックを削除して、新たなブロックをスクリーン中央に呈示します。
  • [環境設定] タブの [文字送り] セクションで、縦書き・横書き、文字間隔、行間隔が設定できます。